沖縄の秋に咲く花、選び方と楽しみ方
沖縄の秋は、本州より少し遅れてやってきます。十月に入っても日中は二十八度を超える日があり、「秋らしい花」が店頭に並び始めるのは十月の中旬ごろです。それでも、本州から届くコスモスやリンドウは確かに秋の空気を運んできます。この記事では、沖縄の秋に楽しめる花の種類と、選ぶときのポイントをまとめます。
沖縄の秋に出回る主な花
十月から十一月にかけて、那覇の市場ではコスモス、リンドウ、ケイトウ、スターチスが多く並びます。コスモスは本州の産地から空輸されるものが中心で、ピンク・白・濃いピンクの三色が主流です。リンドウは青紫の深い色が特徴で、秋のアレンジメントに落ち着きを加えます。
ケイトウは赤・橙・黄の三色があり、沖縄の強い光の中でも色が飛ばない安定感があります。スターチスはドライになっても色が残るため、生花としてもドライフラワーの素材としても使いやすい花です。
花屋で花を選ぶときに確認したいこと
花を選ぶとき、まず茎の切り口を見てください。切り口が白く乾いているものより、みずみずしく緑がかっているものの方が、水揚げ後に長く咲きます。次に花びらの端を確認します。端が茶色く変色しているものは、すでに傷みが始まっているサインです。
葉の状態も参考になります。葉がしっかりしていて、黄色くなっていないものを選ぶと、花が咲き終わるまで全体の見栄えが保ちやすくなります。
自宅での管理、沖縄の気候に合わせたポイント
沖縄は十月でも室温が高くなりやすいため、花瓶の水は毎日替えることをおすすめします。水の量は茎の下から三センチほどが浸かる程度で十分です。水が多すぎると茎が腐りやすくなります。
エアコンの風が直接当たる場所は避けてください。乾燥が早まり、花びらが縮みやすくなります。窓際の直射日光も同様です。明るいけれど直射日光が当たらない場所が、花が最も長く咲く環境です。
沖縄の秋は短いですが、その分、旬の花の移り変わりが楽しい季節でもあります。店頭でどの花が今週の状態がよいか、気軽に聞いてみてください。